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アレクサンダー・
ムティソ選手 (ケニア)

PB: Half : 57:59 , Full ; 2:03:29

日本の実業団に所属し、ハーフマラソン世界歴代4位の記録を持つ。2022年12月に自身初マラソンとなる、バレンシアマラソンで2時間03分29秒 総合3位と驚異的な結果を出し、マラソンデビューを果たす。

そんな世界トップクラスであるムティソ選手の強さの秘訣に迫る。

ストーリー

Q. 幼少期の思い出を教えてください。

 

A. 小学校が家から歩いて1キロの所にあり、靴を手に入れるまで毎日裸足で登校していました。当時はフットボールが好きで、友達とよく裸足でプレイしていました。

学校に給食はなく、お昼ごはんを食べに家まで帰っていました。


Q. 家ではどんな生活をしていましたか?

A. 学校終わりには毎日家事の仕事がありました。夕食用の薪集めに森に拾いに行く仕事と、家には水道が通ってなかった為、片道2キロの川まで水汲みに行っていました。(2.5Lの水を両手に持って)


Q. 陸上を始めたきっかけは?

 

A. 兄が陸上のコーチをやっていて、その兄にやってみたらどうだとアドバイスをもらったのがきっかけでした。また当時マラソンで活躍していたパトリック マカウ選手を始め、同郷の選手の活躍もとても刺激をもらいました。


Q. 競技をするうえで大切にしていることは何ですか?

A. 私がこれまで大切にしてきたことは、規律です。ジュニア時代、キャンプで生活していた頃は、選手同士で共同生活しながら練習に励んでいました。その頃からコーチがトレーニングメニューを作ってくれ、それに毎回トライしていました。設定タイムが速く、キツイ時でもそのメニューに挑戦してきました。つまり、私にとってこのトレーニングメニューを確実にこなす事が規律なのです。

マラソンに移行した今も、変わらずコーチから1週間のトレーニングメニュー
を貰い、それを日々こなしています。


Q. あなたにとって家族はどんな存在ですか?

A.  私にとって家族は競技に集中できる環境を作ってくれる存在です。食事や家事の面のサポートはもちろんですが、競技以外のことから守ってくれる事が一番大きな部分です。家族と過ごす時間が次のトレーニングへのリカバリーの時間になるのです。
​そういった意味でも私にとって本当に大きな存在です。

​あなたにとって
ケニアブレスレットとは?

ケニアブレスレットは、自分自身がケニアのアスリートであることを象徴するアクセサリーです。ケニアの国旗デザインが、母国を常に思い出させてくれて、今では日々のトレーニングやレースでの大切なお守りのような存在です。

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